令和4年2月1日(火)に開催された「令和3年度福岡県青年農業者会議プロジェクト発表」において、安武浩輝さんが優秀賞(福岡県知事賞)を受賞しました。発表課題名は「それいけ!あまおう!~博多あまおう台湾輸出への挑戦~」です。
発表の要旨は以下の通りです。
JA粕屋では、他産地に先駆け台湾輸出にいち早く取り組んで来ましたが、13年に台湾の残留農薬検査が厳格化され、輸出のハードルが高くなりました。そこで安武さんは、化学農薬だけに頼らない栽培体系を作り、福岡県の特産である「博多あまおう」を世界中の人に知ってもらえるような取り組みを始めました。取り組み内容は上記のとおりです。
その結果、台湾の輸出基準に適合した「あまおう」栽培体系を確立。台湾へ輸出する産地作りにつなげたことで、現在では同JA部会員7人が週1回約320パック(89キロ)を台湾に出荷しています。
安武さんはこの取り組みを通して「総合的病害虫管理や環境に配慮した、持続可能な農業の重要性を改めて認識した。今後はこの栽培体系を広げる活動をしたい」と話しています。
なお、来年に「九州大会」が開催され、優勝すれば、さらに「全国大会」へと進んで行きます。さらなる飛躍、ご活躍を祈念しています。
4月20日時点の「普通ポット作型」の状態です。収穫も終盤になり、今、着果しているのは、3番果で、これを収穫すると終了です。
「株冷3型」の状態です。今咲いている花が、4番花です。収穫は5月末まで採れますが、ハウス内の気温上昇により、状況のよっては、途中で中断することもあります。
「株冷4型」の状態です。
次年度に向けた「苗作り」がすでに始まっています。
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