中干時のため池の貯水状況:令和4年7月15日(金)

むしろうち回覧板

夏の暑い盛りに田んぼの水を抜いて、土にヒビが入るまで乾かす作業が「中干し」です。中干しは稲の成長を調整するために必要な作業です。

中干しの目的と効果

1,根が強く張るように、土中に酸素を補給して根腐れを防ぎ、根の活力を高めます。

2,土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜くことが出来ます。

3,水を落とすことによって、肥料分であるチッソの吸収を抑え、過剰な分げつ(ぶんげつ)を抑制します。

4,土を干して固くし、刈り取りなどの作業性を高めます。

今年は7月15日から中干しを開始しました。筵内のすべてのため池の栓を止めました。その時のため池の貯水状況です。

「湯ノ浦」です。

「湯釜」です。

「下堤」中位びです。イガイが見えています。

「高柳」です。

「下堤」本栓です。

「丸尾」です。ざっと貯水率30%程度です。

「丸尾」1栓目から40㎝程度下がっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました