6月21日:苗の切り離し

筵内のよかもん

親株のランナー(つる)から、苗を切り離す作業です。親離れですかねえ。

安武浩輝さんは高校卒業後、福岡県農業大学校で2年間勉強され、卒業と同時に就農されました。(中学、高校では野球部で活躍されました)

いちご栽培は、祖父の重義(しげよし)さんが始められ、父の定義(さだよし)さんが、引き継ぎ、その姿を見て、迷うことなくいちご栽培を選択し、現在も親子3代で管理に当たっておられます。

いちご栽培の魅力は「努力した分、結果が出る」。各生産者の栽培技術の差が、「収量」「収益」に確実に現れるとのことです。

栽培にあたっては、減農薬に心がけ、苗作りから「UV-b電球」という青色の紫外線を発色する電球を使用されています。これは、紫外線がいちご苗にあたることにより「うどんこ病」に対する免疫が付き、農薬防除の回数を減らすことが出来ます。毎日、夜間3時間照らしてあります。

切り離した苗は、アイポットに植えたまま、白いトレーに差し込んで、丈夫な苗に育てます。

取材・文:安武清治

苗を切り離す父「安武定義」さん

「UV-b電球」による「うどんこ病」対策

親株から離れ、これからは、自力で成長していきます!!

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