8月5日:炎天下でのいちごの「苗作り」

筵内のよかもん

6月に切り離した苗を、丈夫で、強い株に育てるための管理です。まず、水管理です。1回当たり8分間、スプリンクラーにより、潅水し、1日に4回実施します。1日当たり、約12tの水を使用します。

次は葉かぎです。強い株を作るため、3~4枚程、葉を残して外側の葉をかぎ取ります。約2週間に1回のペースで行います。葉かぎにより、茎の芯が太くなり、茎の直径が8ミリを目標に管理します。炎天下の中、大変な作業です。熱中症に最善の注意を払いながら、自己管理に努めています。

肥料も同時に施用します。いちごでは「花むすめ」という固形肥料(NPK=10-10-10)を苗の上に置きます(白いたまご形のもの)。また、病害虫の防除も週1回の頻度で実施しています(たんそ病、ダニ、アブラムシ、オオタバコガ等)

丈夫な根が、育ちつつあります。

苗を定植するための、ベンチの中の培土の病原菌等を防除するため、ビニールを全面被覆し、熱処理を行います。6月~8月まで続け、約60度にて処理します。

文、取材:安武清治

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